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Story03 三沢プロジェクト

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土地への思いを継承する安心に包まれたまちづくり

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私たちのまちづくりは、沿線の自治体や土地を所有する地権者の皆さま、時には国との協議しながら協働で進めることも少なくありません。交渉や調整に数年を要することもあり、さまざまな手続きを経て造成工事へと移っていきます。福岡県小郡市の三沢プロジェクトもそんなまちづくりのひとつです。小郡市や地権者の皆さま、福岡県警から、意見を頂戴した上で地域の未来像にかない、安全に暮らしていただけるプランを組み立てるまでに5年の月日を要しました。その工程は、地域の夢を大切に紡いでいくことに似ているように思います。
西鉄三沢駅は1924年(大正13年)、西鉄天神大牟田線(当時は九州鉄道)と同時に開業した歴史のある駅で、駅周辺には古くからの商店や民家も点在して、その歴史を感じさせてくれます。小郡市は福岡、久留米両都市圏の間に位置するベッドタウンとして発展を続ける都市で、三沢駅周辺でも市街地化が進んでいます。物語の舞台は、駅から歩いて数分のところにある広大な田園。まわりを住宅に囲まれて、一見のどさを感じる田園ですが、田主の高齢化によって維持することが困難になってもいたのでした。

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プロジェクトは、平成23年(2011年)。13名の田園所有者(地権者)の皆さまとの土地売買交渉からスタートしました。ただし、この田園は市街化調整区域に指定されており、農地以外の利用は認められていません。市街化した駅隣接地に広大な田園が残されたのは、こうした理由からだったのです。先祖代々受け継いできた大切な農地を手放すことは、身を切るような痛みを伴います。私たちはじっくりと時間をかけて地権者の皆さまとの話し合いを進めて参りました。さて、市街化調整区域とは、どこかで耳にされたことがあるかも知れません。都市の市街地化を抑制するために法律で定められた地域をいいます。地権者の合意が得られても、小郡市の地区計画にもとづくまちづくりプランをまとめた上で、市街化区域に指定変更をしていただくことが必要です。都市計画の方針をまとめた小郡市のマスタープランでは、「住みよい、緑あふれる、みんなのまちづくり」をテーマに、「三沢駅周辺では計画的な都市基盤整備を推進し、良好な住環境の形成に務め、自然環境との調和に留意しながら土地利用転換を検討する」となっています。この方針に沿ってまちづくりプランの企画へと移っていきました。

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まちづくりとは、地域の理想的な未来像を描いて、目的に合った環境をつくることです。新しいまちへの夢を持ち寄って、それを紡ぐことがまちづくりの本質だと思うのです。
私たちが三沢プロジェクトに描いた「夢」は、コミュニティ道路を骨格とすることでした。それを決定づけたのは、田園の真ん中を流れる小川の存在です。かつては田畑を潤した小川でしたが、新しいまちづくりでは、雨水を処理するための大切な防災水路として新たな役割を担います。

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堅牢で処理能力の高い水路を地中化し、その上に美しいストリートをつくろう」
地球環境の変化に伴って、予想を上回る雨量が観測される事態が頻発するようになってきました。治水は耐震と並んで現代の都市が解決しなければならない大きな課題です。小川の幅を広げて道路の地下を通す計画とし、その地上部はコミュニティ道路となります。

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地権者の皆さまからは、公園づくりなどの指導を仰ぎ、三沢駅とつながるアクセス歩道とつながる位置に整備することとしました。こうすることで駅からコミュニティ道路を介して各住宅街区へ至る歩車分離の動線が可能となりました。

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西鉄のまちづくりは、居住者の皆さまが安心して生涯を過ごしていただけることをめざしています。防災面では地震に強い長期優良住宅の家をご提案し、この三沢プロジェクトでは地下水路の工夫で水害へのリスクを低減させています。
交通安全面では、安全に配慮した道路計画はもちろん、見通しがよくなるよう各戸の駐車場位置を工夫します。また、コミュニティ道路では車道を蛇行させたり、フットパス(歩行者専用の小路)の設置、進入交差点にはイメージハンプ(視覚効果で車の速度を抑制する路面の工夫)を設けた上で、両側の歩道は広く確保しています。その他の道路にはフォルト(道路に出っ張る障害物を設けて車の速度を緩める工夫)を設けています。

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こうした安全対策は、福岡県警察からの指導を仰ぎ、防犯にも優れたまちの実現へ、協働で取り組みました。

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まちづくりコンセプトは、「Meets a Life」です。
meetとは、「出会う」という意味と「満たす」という意味を持っています。「人と人、家族と家族の出会い」「心ゆたかな未来生活との出会い」「安心に包まれた毎日との出会い」そして、「自然と一体感を感じるくらしとの出会い」の4つの出会いを通して「暮らしを充たす」街をお届けして参ります。ご期待ください。


2017年夏、全113区画の街が誕生します。

2011年にスタートしたまちづくりは、7年の年月を経て街の基盤が完成しました。三沢駅側には、居住者の方々がお子様が安全に遊べ、居住者同士の交流を深める「三国ふれあい公園」をレイアウト。街を横断するコミュニティ道路には車のスピードを抑えるゆるやかなカーブを設け、見通しを確保するワシントンパームツリーを街路樹としています。また、交差点にはイメージハンプ(アスファルト舗装に方形の石を帯状に埋め込んで通行車の注意を促す工夫)を設けるなど、居住者の安全を最優先しています。確かな安心に包まれた未来へ、三沢プロジェクトは多くのご家族の夢を実現する街として新たな発展へと歩み出しました。

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